「明日 生徒代表で
葬儀で挨拶します……。
生徒として
先生を送り出します…。
泣かないように
ちゃんと言えるように
祈っていてください……。」



「そう・・・
お世話かけます・・・。
よろしくお願いします。
またいつでも
遊びに来てね……。」



「はい…。
翔くんの面影探しに
お邪魔します。」



翔くんは両親に
平等によく似てると思った。



翔くんのそばに座った。


「じゃあ…行くね。
明日頑張れるように
力を貸してね。
生徒として褒めてくれた
中野 未来 の恩返しするね…」



冷たい手を握りしめる。



「また明日・・・・。
会いに来るよ・・・。
あさっても来るよ・・・・。」



冷たい唇にキスをした。




「おやすみ・・・・」



立ちあがって
和室を後にした。



  サンキュー未来


そう言った?今・・・・?


もう一度振り向いて
手を振った。