大雪の山並みを
見ながら
みんなでバイクでツーリングする。


若い頃を誰もが
思いだしていた。


こんな風にいい気持ちに
なれたのも
翔登のおかげだなと
誰もが感謝していた。



昔は罰ゲームだった山登りが
いつの間にか
共通の趣味になって
先輩や後輩


今回いけなかった仲間たち


翔登の顔の広さで
ほんとにたくさんの
仲間が増えて


みんなも子供のように
ウキウキして
眠れなかったって言ってた。



「早くあの頂上から
下を眺めたいな~~~~」



「それまでが俺らの体力
どこまで持つかな~」




総勢7人


山の頂上を目指して登り始めた。