衝撃が走ったのは
その日の夕方のニュース
私は天国から地獄へ
明るいお日様の下から
闇に突き落とされた。
ちょうど
家族で食卓を囲んでいた時
ニュース速報が流れてた。
テロップに
『大雪山系で登山中のグループの
一人が滑落し行方不明』
!?
持っていた箸が手から落ちる
「大雪山系って……」
私は頭が真っ白だった。
「そんな翔くんとは
限らないよね……」
両親も
箸をおいた。
「先生が行ってるのか?」
「うん…でもきっと大丈夫…
慣れてるんだもん……
翔くんじゃないよ…
絶対違う……」
呪文のようにくり返す。
幸せにするって言ったもん
その日の夕方のニュース
私は天国から地獄へ
明るいお日様の下から
闇に突き落とされた。
ちょうど
家族で食卓を囲んでいた時
ニュース速報が流れてた。
テロップに
『大雪山系で登山中のグループの
一人が滑落し行方不明』
!?
持っていた箸が手から落ちる
「大雪山系って……」
私は頭が真っ白だった。
「そんな翔くんとは
限らないよね……」
両親も
箸をおいた。
「先生が行ってるのか?」
「うん…でもきっと大丈夫…
慣れてるんだもん……
翔くんじゃないよ…
絶対違う……」
呪文のようにくり返す。
幸せにするって言ったもん


