未来とあの最初の日
目が合った時
もしかしたらこの日を
予感してたのかなって今は思う。

帰りの空港で
悲しそうに立ちつくす
未来を見つけた。

多分 俺と同じ目をしていた
あの時・・・・


あとでその視線の先に
いるのが

塚田 肇 だってわかった。



あの時の未来と接して
教員として未来を今
支えてやりたいって思った。
そうすることによって


俺自身も救われるような
そんな気がしたんだ。


正解だった。
未来の一生懸命さ
天真爛漫さ
才色兼備なとこ・・・・


そしてまっすぐに
俺を見る目



好きになればなるほど
塚田が気になった。


そう簡単には忘れられない


幼なじみを愛した日々は
長い年月だから・・・・・。


だから俺は未来を
見守るしかなかった。
俺のやり方でね………。