「とにかくさ・・・・
未来からちょっと言ってみて。」


「え…やだよ…
余計なこと言うなって
怒鳴られるもん……」



「ハッキリしてやんねーと
お互いよくないってさ。
俺が言ってもいいけど
それこそ未来の5倍は怒鳴られる。」



 ま~ね……



「で…何があったの?」



「やっぱそれを教えるのは
マズイだろう…
俺だって半分は推測だからね。」



そこを偶然 はぁくんが
向こう側から歩いてきた。



「やば・・・・」


宏也が笑った。


「おまえといると
アイツぶちギレっから~
行くわ~」


「ちょ…私は無理だよ……」



宏也の背中にそう叫んだ。