翔くんの激しいキスに
酔いしれた。


トレーナーの下から
翔くんの手が入ってきて


ビクン!!!とした。


私は目を固く閉じる。



ブラの上から
翔くんの大きな手が
私の胸をすっぽりと隠して
しまった。


優しくその指が動き出して
私は強烈な感触に
体が硬くなった。


指が私の胸の先に
触れた瞬間だった。



私の携帯が鳴りだした。



翔くんの手が止まった。



「電話だよ・・・・」


そう言うと頬にキスをして
翔くんは外に出て行った。



  もう・・・!!!



「未来~?何してんの?」


お気楽な声でママ


 何してんのって……


「今 起きたよ。
翔くん?…翔くんは外で
もうご飯を作ったみたい……」


平静を装う。



翔くんがイスに腰かけて
ため息をついていた。