「未来がまた俺を
愛してくれるのか?」



「何言ってんの?
だって…瑠琉がいるじゃん…」



「んなことカンケーないし
俺が辛そうだったら未来が
愛してくれたらいい……
先生と終わらせて戻ってこれば
全部解決する……」



「そんな簡単な話しじゃないよ。」


焦る私・・・・


はぁくんのこんな
すさんだ表情を初めて見た。



「違う形で…力になれないの?」



はぁくんは笑った。


「ほらな…だから
かまうなって言ってんだよ。
おまえに求めるならこれだけだし
できないなら
俺にはもうかまわないでくれ。」


はぁくんが部屋のドアを開けた。


「バイバイ」



私は部屋を出るしか
手立てはなかった。