隣同士でもはぁくんに会うことが
少なくなった。


パパとママたちは
相変わらず仲良しで
一緒に何かしてるのは
変わらないのに


肇と未来はもう大人になったから


そう思ってくれたのか
はぁくんに会うこともなかった。



「未来~彼氏どうなの?
うまくやってんの?」


ツーツーな仲の両家


「うん!!でもダメだよ。
誰にも言っちゃ~」

はぁくんママにくぎをさした。



「わかってるって~
あ~ぁ未来は肇のおくさんになるって
信じてたのにな~ぁ~」



「ほんとだよね。」



「肇の未来好きはもう
異常だったからね。
私なんて何回頭下げたことか…
『未来は俺だけのもの』が
口癖だったからさ~」


「ほんとだよね。
未来は『そうなんだ~』みたいな?
ホントに肇は未来一筋でね~」


「それがさ~留学帰ってきて
突然だもん…彼女できたって…
なんか何回か会ったけど
お高くとまってる子でさ~
なんだっけあの…大きなお店出してる
ん~~あ~忘れた
そこの娘だとかで…あんな子と
結婚したらどうしよう……
絶対肇 とられちゃうもん…」



「そうなんだ・・・・・。
やっぱ肇は未来にしときゃ
よかったのよ~」


 好きなこと言ってるわ~