最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

三人で翔くんを見送りに出た。


「先生 今度はお酒を
飲みましょう」


パパが肌寒いのかブルブルしていた。


「ありがとうございます。
風邪ひいてしまうから
どうぞ中に入って下さい。」


翔くんはパパを心配して
そう言った。


「またね~先生~」

ママも笑顔で言った。


「美味しかったです。
ごちそうさまでした。」



「じゃ…中に入るね。」

二人は家に入って行った。


「未来もいいよ。」



「うん……」



さっきの感触が忘れられなかった。


私はまた翔くんの
胸に顔を埋めた。


「帰ったら電話してね。」



「うん…そのまえに宿題やっとけよ。」


翔くんはそう言うと
私のおでこを優しく小突いて


車に乗り込んだ。


「じゃあ……」

私は車が角を曲がるまで
手を振って見送った。