私は心臓が口から出そうだった。

何とも言えない空気が
流れてて
私はママに呼ばれて
キッチンに行っても気が気じゃない。



「大丈夫よ~
素敵な人だから~」

ママはニコニコ顔


そのうち笑い声が聞こえてきた。



翔くんが高校球児だったことで
昔パパもそうだったことで
話しに花が咲きだした。


「翔登・・・
ショートって意味で
親御さんがつけたのかい?」



「そうらしいです。
でも僕はサードでしたけど~」



あはは~
笑い声が響き渡った。


「ママ~~お酒持ってきてくれ~
先生も飲むだろ?」

パパが言ったけど


「すみません。
学校帰りまっすぐ寄ったんで
車なんです。
また呼んでいただいたら
その時は一緒にお酒いただきます。」



「あ・・・そっか~~
んじゃ俺もウーロン茶でいいわ。」


パパは酒も飲んでないのに
ご機嫌になっていた。


「ね?大丈夫でしょ?」

ママが笑った。



楽しい時間が流れて行った。