「ごめんね 付き合わせて…」



「ほんとワルイお姫様だな~」

家に近づいてきて
私は残念で一杯


「あ~もうついちゃうよ。
もう少し一緒にいたかった。」


口からどんどん本音が出る。


「俺もだよ……
未来と話してると楽しいから…」



「ほんと?」


私は身を乗り出した。



「ほんとだよ~」

翔くんはニッコリ笑う。



はぁくんの甘い言葉と同じくらい
私の胸はキュンキュン×100


翔くんが先生じゃなかったら?



「翔くん
今度もう少し遠くに行きたいな…」



「遠く?」



「もっと一緒にいたい…」



私の口から出る言葉に
自分でも驚いたけど
もう…おさえられない……


昔の 未来だったらバカだから
自分の思ってることなんでも
言っちゃう子だったけど…
ずっと我慢してきた


立派になろうって……