「塚田」
そのまま翔くんは
はぁくんを振り返った。



「生徒会来ないか?
先生たちは熱望してたぞ。」



「いや…俺はいいです。」



「おまえの統率力は
中学の頃から有名だったって
中野のアイディアに
塚田の慎重さを+したら
いい運営ができるのにって
言ってたよ。」



「先生 無理にいいんですって
塚田 肇は 彼女と
忙しいんですから。」


ついつい私は口を
出してしまった。



「生徒会になんて入ったら
遊べないんですから。
もう先生 いいから行きましょう。」



私は翔くんの背中を押した。


そしてそのまま
翔くんを押してその場を離れる。



  これ以上そばにいたくない


はぁくんとはできれば
顔を合わせたくないの……



ほんとはそれが夢だったけど…ね…