最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

その後を追いかけた。


「先生」

先生がふり向いた。


「おもしろいおかあさんだね。」



「うん…はぁくんママもあんな感じで
お気楽なんです~すみませんでした。」



「いや~中野の原点だなって
思って楽しかったわ。」

先生がバイクに手をかけた。



「先生 バイクにも乗るの?」



「うん どっちかと言うと
バイクの方が好きなんだけどね~
もうすぐ学校だからさ
これからニ 三日旅に行こうかなって
思ってんだよね。」



「どこに?いいな~~~」



「決まってないんだ~
泊まるとこだってテント立てて
テキトーだからさいつも~」



うらやましかった。


「未来も一緒に行きたい…」


思わず口にしてしまって
赤くなった。


「違うって誤解しないでくださいよ。
私もどこかに行きたいってことだから」

慌ててしどろもどろ


先生は爆笑して

「んなのわかってるって~」


そう言って笑った。