先生の車を見送って

はぁくんと向き合うことになる。



こんなことになるなんて
思ってもいなかった。


向こうでどんなことが
あったのかな


私はその事実を
どう受け止めて
はぁくんを好きでいればいいのか



皮肉なことに
はぁくんとの間に広がる距離




反対に

縮まった先生との距離




はぁくんの口から聞かされる
その内容が
怖くて震えていた。



深呼吸をして
家の前に立った。


このドアを開けたら
はぁくんに会えるんだ



そう思うと心臓が痛い・・・・