最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

「先生 ちょっと停まって!!」


私は先生の車を公園の前に
停めた。


家の前に車が停まってて
はぁくんが出てきた。

そして運転席から男の人が
出てきて
トランクから
荷物を下ろした。



はぁくんがスーツケースを
受け取って
車に近づくと


細い腕が伸びて
はぁくんの手を掴んだ。



心臓が飛び出そうだった。



はぁくんは頭を下げて
何かを言った。



車は静かに走り出して
二人の手が離れた。

細い腕は今度は一生懸命
左右に降っている。
はぁくんは車が見えなくなるまで
見送って


薄暗くなった空を見上げた。



しばらく空を見上げて
家の玄関の前で立ち止まって


またしばらくして
家の中に入って行った。



「中野?」


先生の声にハッとした。