次の土曜日のことだった。


朝 寝坊して降りて行くと
ママとはぁくんのママが
何か話していた。


「おはよ~」



「あ・・・未来・・
おはよう・・・・・」


二人は上の空でまた話しだした。



冷蔵庫にミルクを取りに行った。


「肇がね…大丈夫だから
来なくていいっていうのよ……」


「そんなこと言われたってね…」


はぁくんの話?


「なかなか行けるとこじゃないし
あの子もきっと気を
つかってるんだと思うのよ。」



「そうだよね。」


「心細いんじゃないかしら
本当は…私たちに心配をかけない
ようにしてるんじゃ…」


 え?



はぁくんに何かあったの?


私は耳を大きくした。