はぁくんも頑張ってるようだった。

日本語を使わない生活は
やっぱりかなりのプレッシャーで
私と会話するとホッとすると
めずらしくぼやいている。


メールをしながら
 


やっぱり距離を
感じる……



『会いたい』


『俺も今すぐ飛んで行って
思いっきり抱きしめたいよ…』


お互いのぬくもりが
こんなに二人を
心地よくさせていた……


今はそれができなくて
ただただ寂しくて不安で
仕方がない……



だから学校では元気に過ごす
一人だと切なさに
押しつぶされそうになるから


「未来はなんでいつも
そんなに元気なの?」
真美が不思議がる


元気にしてないと
泣いてしまいそうだから


体の半分を失くしてしまったような
そんな毎日を送っている。