「生徒会!?マジで言ってんの?」

真美のデカイ声


「シーって…静かに…」

焦る私


「これ以上頭 天然だったら
病院行きだからね。」


「病院って…も~~う!!」


真美が私に抱きついて
大爆笑した。


「んで何で?」


「何かに打ち込みたいの。
忙しく過ごしたいの……」



「最近なんか頑張ってんじゃん?
宿題とかもやってるし……
何で?」



「何でってさ…一度しかない
この青春をこう…なんちゅ~か
パ~~ッとやりたいのよ。」



「未来…悪いけど
よくわかんない……。
でもやる気あんなやってみたら?
次期生徒会長候補の幼なじみくんも
留学しちゃったんだし
ライバルは…そんないないかもよ。」



はぁくんの抜けたポジションを
私が守りたいだけ………

帰って来た時
私が生徒会にいたら
たまげるだろうな……

「何笑ってんの?」

真美が私を覗き込んだ。