どのくらいそうしていたかは分からないけれど、気づけば高かった日はすでに赤く染まり、白の病室を侵食していた 俺は突っ伏したまま少し顔を動かし、翔の顔を見上げてみた 目の回りは赤くなり、悲しそうな目で俯いていた その様子を見た俺は今更ながら、よく分からない罪悪感に襲われた 手術するのは俺でなく翔なのに、心配をさせてしまったのではないか 大丈夫だって、言ってあげなくちゃ 大丈夫じゃない自分も、動けないしな 「…翔」