いい加減、酔っ払いの相手するのも疲れてくる。

「じゃあな。」


「まっれ~、きょーへー。」


「今度は何だよ。」


また俺をからかって爆笑するつもりかよ。






ちゅっ


「ばいばぁ~い。」


鮎川は手を振りながら家の中に入っていった。












「くち……。

酒って怖ぇ…。」









……顔を手の甲で隠すようにして呟く恭平、

その頬は赤く染まっていたのでした。




恭平Side 

…end…