｢智晴って勉強できるの？!昼寝ばっかりしてるのに？!｣
驚いたあたしは目をパチパチさせて智晴を見た｡
｢昼寝ばっかりって…俺勉強できないみたいな言い方〜｣
あたしの言葉にいじけた智晴は頬を膨らませ前髪をいじっていた｡
そんな智晴を見ていると、さっきまで大笑いしていた零が口をはさんできた。
｢お前智晴の頭の良さしらねーのな！学年1位だぞ？だから毎日寝てるんじゃん？｣
は〜納得。
頭が良いから寝てても平気なのね〜
1位かー1位ねー？……‥
｢1位？!智晴すごい!ぜひ勉強教えてください！｣
｢えっへん！すごいでしょ〜お勉強だったらまかせなさ〜い！｣
機嫌直るのはやっ!
しかも、えっへんなんて言う人初めて見たよ!!
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