本当の愛を知った日



紗結は敦史の顔を見ることができずに、

下を見ながら歩いていた。


その時。


「夏井! 危ないぞ!」


敦史の声がして紗結は急いで顔をあげた。

すると目の前には一本の電柱があった。

敦史の声がしなければ完全にぶつかっていた。