「宇田先輩のことでも考えてた?」 奈津穂の言葉を聞いた紗結は、 勢いよく奈津穂を見た。 奈津穂は笑いながらお弁当を食べ続けた。 「か、考えてないよっ! 何言ってんのっ奈津穂!」 紗結は焦りすぎたせいでどもっていた。 「隠しても無駄だよ。 紗結が宇田先輩好きなことくらい気付いてるって」 奈津穂は紗結のカバンからお弁当を取り出し机に置いた。 紗結はお弁当を見つめながら呟く。