電話の相手は奈津穂だった。 紗結はすがりつくような声で奈津穂の名前を呼ぶ。 『えっ!? 紗結!? どうしたの!?』 奈津穂は慌てて紗結に話しかける。 紗結は奈津穂に、放課後敦史と二人で帰ってからのことを全て話した。 自分の気持ちも。