敦史の腕の中で幸せを感じ、そしてずっと敦史のそばにいたいと思った。


もしかして…アツのことが好きなのかな?


紗結の中に新しい気持ちが芽生え始めていた。


「うん……」


敦史の腕の中で、紗結は幸せを噛みしめるように返事をした。