文献:彼岸花についてのレポート

その後俺は意味深な台詞から派生するBADエンドとGOODエンドについて考えていた。
まず、BADの方から言おう。
ただ単に転身した事で体を好きに使っていい+夜這い退治の後、というのは何か話があるだけなのか、という説
そして、俺が期待しているGOODの方。
交配をしたりとかに派生する展開。おにゃのこの体でするHはどんなアレなのか。
(アレとはなんぞやと言われてもここからは言えん。作者(CNOE)がエロいから仕方無いだろう。)
…疑問は深まるばかりだ。
こんな事を河原で考えていると、後ろから俺の友達、アルベルトが現れた。
こいつ…。抜け駆けしてたなぁ?
心の中でため息をつきつつリコリスとして振る舞う。
「お?どうしたのじゃ?」
上手く演技できてるだろうか。自信は大して無いがこんな感じだったろう。
「どうしたも。昨日と同じだよ。」
と、優しい表情で答える俺の友人。ヤヴァい。リアルに吐き気がする。
しかし、昨日の事とはなんなのだろう、上手く誤魔化さないと。
「はて、昨日は何を話したかのぅ…。」
「覚えてないの?」
やや苛立ちを隠せずにいる様子だ。笑顔が引きつり始めている。
おそらく交際の申し込みをしていたのだろうと踏んで言う。
だがここは怪しまれてはならないのだ。と言う事で差し障りの無い言葉を紡ぐ。