もうこれ以上犠牲者を増やしたくない 少しでも、奴等の情報を知っとかないと… stayは俺の目を真剣に見つめる。 一瞬、stayの深い蒼色の瞳に吸い込まれそうだった。 「…分かった。」 stayはそう言うと、剣はパァンと音を立てて消えた。 助かった… 俺は安堵の息を吐く。 「教えてやるよ。これから戦う敵のこと。」 「!」 stay… 「けど、一応範囲はあるぜ?ちゃんと順序っとのがあるからな。」