滅茶苦茶重要な部分で

一本の雷を纏った剣がソイツの体を貫いた。


「えっ…?」

俺が頭で理解する前に、ソイツは苦しみの表情を向けながら

静かに、消滅していった。



嘘だろ?

あと、少しだったのに…



「お遊びはここまでよん♪海ちゃん。」

そんな陽気な声と共に

剣の持ち主は部屋に入ってくる。


俺はゆっくり立ち上がり、その姿を確認した。

「stay…。」