壁時計を見ると約束まであと10分


のんびり紅茶なんか飲んでる場合じゃなかった!



「フフ、華さんですか?」


彼女は面白そうに笑った。


コイツ…どこまで分かってんだ?



「あぁ!センター街で待ち合わせしてんだ!やべー間に合わねー!」



俺は急いで立ち上がり絵に向かって走っていく。




絵の目の前



そこで俺は足を止めた。




「なぁ。」