ボロボロになった校舎



土が盛り上がった庭




それが、彼等の戦いを物語っていた。




「…終わった、のか?」



彼等の周りに倒れている、無数の巨大な物体




それは、全て彼等が相手をしていた上級魔物





「っ!見て!」



菜摘が指差した先




そこには、真っ赤に燃える太陽



「…朝だーーー」