岬ちゃんの言葉に悠太さんは溜め息を吐く。
何を言っても聞かないーーこんな所は兄妹ソックリだ
「で、悠太先生は何でここに?」
「これ、クリスマスパーティーの景品。サリアが一生懸命作った物、お前忘れてたろ?」
「あ…。」
岬ちゃんは苦笑いでその景品を受け取る。
折り紙で折られた、二匹の鶴だった。
悠太さんが研修医ってコトは…病院のクリスマスパーティー?
そういえば岬ちゃん、通院が必要だって言ってたもんね
「んで…そこの学園の生徒さんは何の用?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…