「ハイ、華ちゃん。」
側にあったベンチに座りながら、私は岬ちゃんから缶ジュースを受け取る。
「ありがと。」
手に感じる温もり
それだけで、少しだけ体が暖まった。
「ビックリしたよ!誰か倒れてると思ったら華ちゃんだったなんて!」
「私も、まさか岬ちゃんに会えるなんて思ってなかった。」
楽しそうに笑う岬ちゃん
その笑顔は、昔とは何も変わってない
「学園も冬休みとか?
もしかして、海兄や渚兄も帰って来てるの?」
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