音に目を開けると


楠木の手から銃が飛ばされていて



その原因である、雷を纏った剣が棚に深く突き刺さっていた。



!?この剣…





「そこまでだよ、礼?」



楠木と共に視線は声の方に注がれる。




資料庫の入口ーーそこに見えた、二つの影



嘘だろ?


何で、こんな所に…




「來…?」