祐介の声が響いたと同時に、クイーンの足元から四つの影が現れる。


「なっ!」

気付いても遅く

クイーンは影によって動きを封じられた。


「くっ…まだそんな力が残っていたなんて!
体が痺れて動けない筈。」

「確かに、あんたの能力すげぇよ。」

祐介がニッと笑った。


「まさかここまで威力あるなんてな。もう指一本動かねーや。

けど、そんなの俺には関係ないんだよ。」