「華っ!」 美優の部屋を乱暴に開ける渚。 そこには、きょとんとして俺達を見ている少女 肩につく位のふんわりした髪 小さい顔に大きな瞳 一発で、コイツはモテそうだと思った。 「…渚?どうかしたーー」 少女は俺を見た瞬間、悲しそうな顔をする。 「…海。」