「…これも違う。」 俺は読んでいた資料を下に落とす。 K-12-1は棚から15段目で 今の俺は梯子によじ登って資料を読んでいる状態だ。 おかげで、ハズレの資料が床に転がっている。 「にしても、何だよこの資料。」 さっきから100年前の資料ばっかだ 眠りの森は、100年前に関係がある? けど、“チーム”の時みたいに復讐で…とかいうレベルじゃないしな 「ん?」 俺は読んでる資料に少しの異変に気付いた。