stayは「帰るぞ。」と言って、部屋から出て行く。


正直、聞きたいことは山ほどある。

けど、今それは聞いて良いことなのか?




「海ー早くー。」

「分かったからっ!」

いつもの調子に戻ったstayに、いつものように返す俺。

俺は出口に向かって走り出した。


近々世界を賭けた戦いがやって来る


もしその時が来たら…俺は




大切な人を護れるんだろうか?




二宮海  19歳
氷の能力者。現在校内一能力値保持者。