「ほら、昨日愁達抜け出して戦いにいったでしょ?
まだ全然完治してなかったのにまた新しい傷作ってくるからさ、もう二度と抜け出せないようにね。」
柚璃は笑顔でそう言ったけど
背後に黒いオーラが見えたのは気のせいか?
「…海も気をつけろよ。柚璃に逆らうと痛い目みるぞ。」
愁の小声の忠告に、俺は「ははは…。」と乾いた笑いを返した。
「…オジャマシマシタ。オダイジニ~。」
俺はカタコトでそう言って、医務室を後にした。
柚璃には絶対逆らわないでおこう
そう誓いながらーーー
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…