「華。」

声の方を見ると、渚と美優が来た。

「どうしたの、2人とも?」

私はなるべく平然を装って言った。
2人は無言のまま、私を挟むように隣に座る。


眠りの森が攻めてきて翌日


私はいつものように屋根の上で中庭を見つめてた。

修復活動が進んでるけど、まだほんの一部しか直っていない。


エース、結構ハデにやってくれたな~


「…海のことでしょ?」