驚きを隠せない俺に、stayは言葉を続けた。 「ソイツの目的の為に配置されたのが…哀れなコイツ等。」 stayが辺りに倒れた椅子を指差す。 さっきまで、魔物が化けていたこの会社のトップ達が座ってた場所ーーー 「…“チーム”よりも、強いのか?」 この時、俺は不思議に感じていた。 敵って聞いて、真っ先に浮かんできたのが“チーム”だなんてーーー 「あぁ。」