私は鋭くその女を睨む


女は少し怯んだが、人数が多いからかまだまだ強気の姿勢は崩さない


私はその女に向かって思いっきり低い声で言った


「私が黙ってるからっていい気になんじゃねぇよ。私がこんなちんけな嫌がらせで泣きつくとでも思ったのか?…ふっ、ばかにすんのもいい加減にしな!!」


私はそう言って近くにあった机を蹴り飛ばす


クラスメイトはみんな肩をびくつかせ、少し後ずさり…


弥生はそんな私を見て「『最恐』結菜復活」なんて言って面白がっている


太一は何故か目を輝かせている


(2人ともこの状況分かってる?)


なんて思いながら実は私も楽しかったり



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