「おはよ、春ちゃん。」


「恵瑠ちゃん、おはよ。りんちゃんとらんちゃんも、おはよ」


「おはよ」


「おはよ、春くん」


りんりんとらんらんも春くんはバカにしたりしない。


…まぁ、バカにするのは司のことだけみたいだけど。


「で、司。宿題写させて」


「ったくよ~。またかよ!お前やってそうなのにやってないよな~…」


「俺はめんどいことはやんねんだよ。さっさと写させろ」


「…てめぇ…それが人にものを頼む態度か!!」


またギャーギャー言い出す司。


「ほーんと司はガキ!!」


つい声に出してしまった。


…すぐに後悔した。


「クソ恵瑠ー!!てめぇだってガキじゃねぇか、こんにゃろー!!」


「んあー!!うるさいな、もう!!司は黙ってなさい!!」