もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「あ……雨宮っ!!
み……見ろよっ!!!!!」


翔が、びっくりしたような大声をあげた。


そして、急いで……光の枕元のナースコールを、力いっぱい押した。


「すぐ来てください!!
光が……。
光が……。
目ェ……覚ましたんです!!」


そんな翔の慌てた声に、光を見ると……。


「光……?」


光は、ボーッとあたしを見あげていた。