「それから、これが……。 魔法の箱」 翔は、机の中から……小さな箱を取り出した。 装飾が施され、キラキラ光る綺麗な箱。 優しい顔でソレをあたしに手渡し、 「開けてみろよ」 と言うなり……翔は、部屋を出ていこうとした。