もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

だから、無理にこじ開けようとした。


そんなあたしを……


「やめなさい」


と、師長が言葉で止めた。


静かだけど……強い声。


その声にハッとして、あたしは藤沢光の手を離した。


「見なさい……」


師長が、視線をあたしから藤沢光に向ける。


……とそこには……。