もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「龍!
龍!!」


いつもなら、すぐにかけつけてくれるはずの龍が。


このときに限っては。


あたしが……


いくら呼んでも
いくら叫んでも



姿を現すことは、なかった。


「龍……。
龍……?」


目の前が、涙でにじむ。