もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

その男が……残忍な表情を浮かべ、あたしを突き飛ばし、床に押し倒す。


例えば、こんな時だって……。


龍は、絶対……。


思い出した記憶の断片を握りしめたとき……。


「で、誰なわけ?
君の彼氏は」


男の手が、あたしの着ていた服をまくりあげた。


「ちょっと!!
何すんのよ!!」