もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「だから、放せって言ってんだろ?」



あたしは一瞬身をかがめ……


回し蹴りを男の腹にくらわせた。



あっけにとられたような顔で、よろめく男と。


「汚い手で触るんじゃねーよ。
あたしを誰の女だと思ってるんだよ」


自分の口から無意識に出る言葉に、驚くあたし。