もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】




「放して・・・」


つぶやきが、小さく開けた口から漏れる。


「はい?」


聞こえなかったのか、あたしの腕をねじりあげていた男が、聞き返す。


「放して・・」


「は?」


「だから・・・」




・・・聞き返す男に、イライラした。


・・・腕を掴まれるこの状況に、ムカムカした。