もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「払えないのなら、仕方ないですね」


と、にこやかな笑顔を見せた。


……え?


許してくれるの?


あたし、払わなくてもいいの?


そう思ったのもつかの間。


「こちらで、お仕事をご紹介いたしましょう」


目の前の男は、机にひじをついて、顔の前で、指を組んだ。